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2009年10月

2009年10月18日 (日)

CCU

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
前回の更新から2つのローテーションが終わりました。
8月はCCU - Cardiac Care Unit (循環器集中治療室)でした。
CCUには二つのチームがあり、一つは主に心不全の患者さんを担当します。
もう一つは急性冠症候群の患者さんを担当します。
私はACS(急性冠症候群)のチームに入っていました。多くの患者さんはSTEMI、NSTEMIのどちらかでPCIによるステント治療あるいはCABG手術へ行くことになります。
私は学生時代も1年目のレジデント時代もCCUでローテーションをしたことがなかったので、とても勉強になりました。
実際はACSの患者さんだけではなく、不整脈(心房細動・心房粗動)や高血圧性緊急症などの患者さんも担当できました。

では臨床薬剤師はここではどのようなことを医師へ助言するのでしょうか?
まずはガイドラインにそった治療が行われているかどうか。基本的に医師はCardiologistですのでACSなどは治療のプロです。しかしながら、ガイドラインではステントの種類などによってアスピリンの用量やプラビックスの期間などが細かく設定しており、それを医師が見落とすことがあるのでそのチェックなどをします。
またACSの他にも患者さんは糖尿などの既往歴を持っていますのでその薬のチェック。また、入院中に感染症などにかかる患者さんもいますので、その際の抗生物質の選択や用量のチェックなどを主にしていました。もちろんその他もろもろ薬に関することはすべて薬剤師がチェックします。

驚いたことは患者さんのほとんどが、比較的重症ではなかったということでした。テンプル大学病院でのCCUは患者さんのほとんどが人工呼吸器をつけており、重症患者さんが多くいました。しかし、ここでの患者さんの多くは普通に医師と話すこともでき、カウンセリングをすることも出来ました。

次回は9月に行った感染症ローテーションについて書きます。

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